話題のFF16レビューはーじまーるよー
色々外伝作品などは出ているFFシリーズのナンバリング最新作16が7年ぶりに発売。
FF15が7年前ってマジ?
まぁ巷では不評だったりするFF15の後に発売する事と、俺はやってないから詳しくは知らないけどFF14を立て直した吉田氏が手掛けているという事でも話題になっていた。
ちなみにFF15は個人的には好きですね。オープンワールドというジャンルを初めてまともにクリアできた作品だし、ネタにされるしネタにする
ここも普通に感動したしね。
まぁDLCが途中で開発中止だったり、おにぎりへの拘りみたいな「そこじゃねぇだろ」っていう所に力入れちゃったりした部分を残念に思う気持ちはわかるが。
まぁそんなFF16の評価点は言ってしまえば2つ!
・戦闘アクション面
・ストーリー面
です。まぁまぁいつも通りのレビュー
戦闘アクション面
面白いです。
いや、マジで。体験版が出された辺りだと
「□ボタン連打してるだけで単調...」
みたいな感想が多く、ちょっと不安を覚えたりもしたけどやってみると回避にスキル回しにTAKEDOWNを意識した立ち回りなど、ダメージ出そうと思ったらちゃんと考えないとダメだし、ポーションも限られているので回避もしないと押し切られるしとなかなか楽しかったです。ポーション連打していたFF15から学んでますよこいつぁ...
個人的にこのゲームスピードくらいが1番楽しめる。敵の動作はわかりやすく、ジャスト回避のタイミングや、タイタンのパリィの判定も易しめ。
どっかの外人兄貴がエルデンリングと比較するというよくわからん事言ってたのも懐かしい話題だが、クソディレイ攻撃よりFF16君の素直な攻撃モーションの方が好みですねぇ。そもそもジャンルがちげーだろってそれ1番言われてるから。
召喚獣合戦
こっちも好き。
ポケモンのダイマックスの時もそうだったけど、デカい奴らがぶつかり合ってるだけでテンション上がっちゃうんすよね。
ナンバリングはあんまりプレイできてないFF初心者なんだけど、召喚獣VS召喚獣やったのってどれくらいあるんだろうか?
FF10とかだと究極召喚だったり召喚獣にスポットが当たってたりしたとは思うが...
イフリート
チュートリアルの段階で召喚獣合戦やべぇな!!ってプレイヤーを惹きこむ演出したのは良かったと思う。正直何が起こっているか全然わからんかったが
序盤の召喚獣で、終盤はインフレについていけなくなる立ち位置という印象だった火の召喚獣イフリート。FF16で印象がガラリと変わった人も多いのではないだろうか?
オレモソーナノ
主人公のプレイアブルキャラとして考えた時に消去法でいくとイフリートが適任だなとなったんですかね。バハムートやオーディンだと狙いすぎ感があるね(個人的に)
ガルーダ戦
イフリートとして初めて戦うガルーダ戦が一番好き。
動作は重いがそれだけで巨体を動かしてる感があるし、ダメージ表記も桁違いだし、欠損しても骨から治癒していく所も人外感出てた。
後述するけど、このくらいの規模くらいの戦いの方が丁度良かったりする。
ティフォン戦
残念ながら(?)進撃の巨人みたいなやつが相手の次戦では大分スタイリッシュなイフリートに変わる。
「攻撃軽っ!!」
それが俺の第一印象。こっちの方が好みなプレイヤーが多いと判断した結果なのだろうか?
まぁ売るためには大多数に合わせるのが普通だからねしょうがないね。
タイタン戦
急に馬鹿みたいなスケール感になるタイタン戦好き。
デカいはずのイフリートがちっさってなるスケール感。
シューティングもあったり、もう色々ありすぎだろって感じだが召喚獣合戦というジャンルなので致し方なし。
ふぅー楽しかったと余韻に浸っていたらまさかの3戦目あって草生えた。ちょっとフーゴ君がしつこすぎる。
バハムート戦
フェニックスとイフリートとの共闘からの召喚獣合体。正直ラスボス戦くらいでこれやると思ってました。
なんなら全召喚獣が1つになったFF16オリジナル召喚獣みたいなのも出してくると思ったけどそれはさすがに無かった。
?????
タイタン戦で地上規模最大の大決戦しちゃったらもう空しかねぇだろ!って感じなんですかね?まぁこの場合宇宙(そら)って読むんですけど。
とりあえずエフェクト出しとけば良いってもんじゃない気もして、規模が大きくなりすぎた感はある。やはりガルーダ戦こそ至高。
マザークリスタル破壊する時だけ出すイフリートブレード(俺命名)
なんで戦闘している時は出し惜しみしたんですか???
オーディン戦
ドミナントでもあり国王でもある。クライヴに2回も勝利し、海すら割る斬鉄剣を引っさげ強キャラ感が溢れ出していたオーディンドミナント、バルナバス。
大規模地上戦:タイタン戦
大規模空中戦:バハムート戦
この2戦後であり召喚獣合戦のトリということもあり、プレイヤーの期待も上がっていく。
・
・・
・・・
しょっぺぇ~!
え、バハムート戦で開発資金尽きたか飽きたんですか???
ここまでお膳立てしておきながら召喚獣合戦これだけ!?ってなったプレイヤーは多そう。オレモソーナノ
バチバチに召喚獣合戦して、最後は泥臭く剣で決着をつけるっていう流れならわからんでもないというか、そうであって欲しかったというか...
この辺のガッカリ感は残念だったな...
けども、吸収したオーディンの力はくっそ強い。2週目の斬鉄剣にはお世話になりっぱなし。
大雑把に纏めたけど、戦闘アクション面に関しては普通に面白かったです。オートなんちゃアイテムによる救済要素もあるしね。
キーコンフィグは欲しかったけど。
クリアしてトロコン目指してる最中にアプデされて、希望だった操作タイプ出てきたけど時すでに遅し。
ストーリー面
購入前の前情報を基本シャットアウトしていたので、復讐劇だという事や、序盤での幼馴染と殺し合いしたりと、結構重めな話かと思ってたけど、最後までやった感想としては青年漫画だと思ったら少年漫画だったみたいな印象。
弟を殺した相手を絶対に殺す・・・!とは言うものの、いやお前だろ...って普通に思った。もしかしてミスリード的なやつかもしれん...
そんな推測は超序盤で灰と化す。
これ復讐劇じゃねぇな?ってこの時点で予想外の方向に行った。ただストーリーが予想外に行くのは先が読めないということであり、悪い事じゃないのでどうなっていくかは楽しみであった。
マザークリスタルが悪い(確信)って事でマザークリスタルを破壊するのが本筋に。
そもそもシドがちょっと有能すぎると思ったが、ラムウの説明読むとラムウのドミナントになると色々知識を得るみたいな事が書かれているんで、ガッシュでいうアンサートーカーみたいなやつかと納得。用語集読むと結構大事な事が書かれてたりするし
こいつ誰やったっけ?ってなってもイベント途中でも用語・人物を確認できるアクティブタイムロア君は優秀やったなと思う。
マザークリスタルを破壊するという本筋になったところで色々気になるところはあった。
気になった点
ベアラーの扱い
マザークリスタルを破壊の他にもベアラー(奴隷)の救済も目的としているが、クリスタルが無いと魔法が使えない人間。そのクリスタル配給も絞られている状況なのにそんなに雑な扱い受けるもんかなと感じていた。どっちかというと優遇されそうなもんだが...
くっそ重要なベアラーの情報が終盤でのサブクエでわかる。
昔はベアラーの方が立場が上だったけど、数の暴力で人間がその地位を落としたみたいな感じ。やはり人間はクソ(確信)
でも数自体、人間>ベアラーだとしたらそんなにポンポン使い捨てる所にもやっぱり違和感。
まぁそもそもそういう違和感が普通な世界っておかしいよね?ってのが物語の根幹にあるので突っ込むのは野暮ってもんかもしれないが...
お使い
メインだろうがサブだろうが、「○○取ってこい」「○○と話してこい」と言った具合のお使い要素が目立つ。
特にミドが絡むとほぼお使いなので人によってはミドが嫌いって人もいそう。
そしてクエストクリア時のリザルト画面もテンポが悪いのでいらねぇと思う。
アルテマという存在
FF16というゲームに登場するキャラはもれなく魅力的。
主人公のクライヴは最初捻くれている感じはあるが、シドとしてちゃんと主人公している。
ヒロインであるジルは完璧なヒロインしてる。
2回も捕まってはいるが、どちらもしょうがない理由。アホみたいな理由で捕まってピンチ!みたいな物語の都合上で株を下げるような事が無かったのも良かった。
シヴァのドミナントだから死んで召喚獣をクライヴに継承するみたいな展開ないよね...あってほしくないな...って思わせてくれる良いキャラだった。
ヒロインその2。
人によってはトルガルのSSで溢れかえるらしい。
物語の進行上パーティーが色々変わる中最後まで相棒でいてくれる頼れる存在。
ジョシュアは第二主人公
みんな大好きバイロンおじさん 2000万ください
悪役としてのフーゴ
ミド、タルヤ、ガブ...といった隠れ家の仲間。
他にも多くのキャラが登場し、一人一人語る事はできるがキリがないから泣く泣く割愛する。
そんな中で魅力を感じないキャラが1人。
それがラスボスアルテマなのだ。
言っている事がよくわからんってのもあるけど
ミュトス(クライヴ)を生み出すため人間作ったけど、もうミュトス生まれたし人間はもういいから殺すわ。とか、マザークリスタル作ったりとかそもそもの諸悪の根源だったりするんだけど、フーゴやアナベラといった悪役感はない。
お前の自我を消す。と言った割にはやっすい幻影を見せるだけ。
クライヴがロゴス(神に近い存在?)になったかもしれないとなると、急に小物っぽくなりクライヴとのレスバに負けると「黙れ!黙れぇ!」とさらに小物っぽくなる。
他のキャラが魅力的なだけに、こいつだけなんでこんなんなの?という疑問は尽きない。ラスボスやぞ。
元の肉体がイフリートの形してますって所は一瞬いいなと思った。まぁそれだけ。
仮にもしアルテマが、クライヴをミュトスに覚醒させるためにジョシュアを殺させたり、ジル・ガブ・バイロンなどのメンツを殺害し、プレイヤーにもヘイトを買うような悪役ムーブをしていたとするならば
俺は魂を込めて□ボタンを連打するよ
そんな流れだったら、最後の最後にプレイヤーの気持ちを乗せるためにQTE実装してたんだな!!ってある意味QTE実装にも納得できていた。
そんな意味があるものでもなかったので、このゲームではQTEを実装した意味は絶対にないと言い切れる。
だ、だせぇ・・・
最後のパンチの□連打でさえ最後の最後にQTEかよとしらけるのに、999999表記でダサさは加速する。
なんでダメージ表記したのかコレガワカラナイ
とは言いつつも
ここでロザリオ公国の誇りを出してきたり
同じ召喚獣の力をぶつけ合ったり
(バハムルやアイスンといったものはFF3での召喚魔法名らしく、この辺のネタに気がつける人が羨ましかったりする)
ファイナルファンタジーというタイトル回収っぽいことしてきたり
アルティメットファンタジー出してきたりと、この辺はなかなか好みの展開。
剣で貫いて終わってればなとは思う。
とは言いつつも
米津玄師の”月を見ていた”が流れる中のエンディングは普通に感動した。
合わないという声も見えたけど、合ってる合ってる。
最後のクライヴは生きているのか?死んだのか?と、色々考察(妄想)あるみたいだけど、俺はクライヴ・ジョシュア・ディオン3人とも死んでると思ってる。
クライヴはこの世の理を消し去る事には成功したけど結果死亡って感じですかね。
じゃあ最後のこれ誰が書いたの?って疑問が残るけど、ヨーテ辺りが書いたんじゃないっすかね(適当)
ストーリー面もかなり大雑把に纏めたけど、基本的には面白いけどツッコミどころはあるから賛否両論あるのはわかるって感じ。
ベルセリアみたいな復讐劇に全振りしたものだと思ってたから意外性はあったな!
進行具合に応じてモブ同士の会話も変化するから、世界観の作り込みはガチ。
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・・
・・・
なんだかんだでトロコンまでプレイしたFF16。
例え否の意見があったとしても俺はFF16は好きだし楽しめました。
しかし、余りにも夢中になってプレイした結果なのでしょうか
俺自身がイフリートになっちまった