PV見た時微妙だと思ったけどやってみたら面白かった妖怪退治ゲー語りはーじまーるよー
・人がいなくなった渋谷
・日本に馴染みのある妖怪が溢れている
・戦闘スタイルは陰陽師のような感じ
これだけで興味が湧いていて購入すると決めていた。けど、発売前に実際のプレイ動画が出た際には
「なんか予想してたのと違うなぁ...」
と思っていた。しかしまぁせっかくの新規タイトルだしと購入したが、いざやってみるとやっぱ面白かった!やはりやらないとわからんね...
余談だが、”購入する物はPVを見ない”ってスタンスだが
・アクションよりのホラー系
・ホラー系よりのアクション
なのかを判断するために見た。ホラー系は苦手なんで(ビビり)
この記事もいつも通り
・物語(雰囲気も入るかな?)
・アクション(戦闘)、ゲームシステム
で評価していく。色んな作品の記事を書いてきたけど、基本的に俺はこの2つを重視している。グラフィックとか音楽とか良いに越したことはないけど、そこが良くても面白いゲームに直結はしないと思っているから。
・物語
物語は正直平々凡々。般若の仮面被ったやつが、計画のためにあの世と渋谷を繋いで”まれびと”と呼ばれる化け物が溢れて、攫われた妹を救うために頑張る。
そんなお話。別段衝撃的な展開があるわけでもなく、ある種9割方予想通り進んでいく。
なんだけど
この主人公暁人にとりついた”KK”とのバディ物語。としての側面は結構良い。最初は悪態つきながら衝突していた2人が物語が進むにつれて信頼関係を築いて相棒感が強くなっていく過程が良い。
買い物一つとっても
「待ち時間が一番しんどいな...」
「悪かったね!」
みたいなやり取りも
「俺にも何か買ってくれたか?w」
「必要ないだろw」
みたいなやり取りに変わっていく。
ラストで
暁人「ったく感謝しろよな」
KK「・・・」
暁人「KK・・・?」
ダラダラと会話するでもなくスパッと別れる所も好き。(上の会話だけ見ると唐突すぎるけど)
最後の最後で「ありがとうな...」みたいな事言って消えてくのも好きだけど、こっちの方がKKというキャラには合ってて好き。
展開で言うなら
妹は死にます(超ネタバレ)
でも謎の光で謎蘇生しました!みたいなご都合主義的な展開じゃない。
ハッピーエンドが好きだけど、ご都合主義は嫌い。という面倒くさい性格なんで、死んだらそのまま死んでてほしい...
???「どうしてここにいる?キンケドゥ!おまえは死んだんだぞ?だめじゃないか!死んだ奴が出てきちゃ!死んでなきゃあああ!!」みたいな気持ち。
当然悲しい気持ちになって後引く作品になるんだけど、その余韻がその作品を印象付けて心に残るような作品になるからね...今パッと思いつくのはグレンラガンとかね。
前回のトライアングルストラテジーのフレデリカルートもこんな感じだけど、あっちはマルチエンディングだからまた少し違うんで...(面倒くさい性格)
ちなみに
目的が死んだ妻うんぬんかんぬんは「べったべたな展開やな~」と思ってたけど
「大事なのは魂で肉体は所詮器だから手駒として使うわ。魂のが大事なんで」
みたいな展開で普通に自分の妻子を手駒として使ってくる所は予想外だったかな!
普通死んだ肉体はなんかよくわからんけど綺麗に保持されているような展開が多いからね!
べったべたな展開と言えば
バイクが登場する作品、このスライディング抜け演出しがち
カッコイイからねしょうがないね
・アクション、ゲームシステム
今作はオープンワールド。渋谷が舞台なんだけど行ったことない。
実際渋谷を知ってる人はまた違った感動があるんですかね?
安定の探索好きなんで、各地に配置されている収集物、魂を取られた人たち(幽霊)の回収など、なかなか楽しめた。霊視というシステムやお賽銭でのお願い事などで、ネットに頼らずにゲーム内ヒントで完結できるところがグッド。正直他のゲームもこうであってほしい!
ボイスログだけは調べた。公衆電話内にあるやつはその公衆電話に行かないとわからないし、ノーヒントだしねしょうがないね。こいつもゲーム内ヒントがあったらなと、ちと残念に思う。
雰囲気はかなり良いと思う。あとオープンワールドなんだけど、広すぎず狭すぎないって丁度いい塩梅。
ゲーム機の能力も上がって、マップが段々と広がっているこの時代だけど、広すぎても良いもんじゃないと改めて思わせてくれた作品だった。
サブミッションもあるが、”そこの家がな...”とか受注場所から発生場所が非常に短い。
最南端から最北端まで移動するとかそんな手間は一切ない。お使い感が無くて非常に遊びやすい設計になってて、サブクエ全消化ゲーマーもこれにはニッコリ。
戦闘は、水火風の術、弓矢、札、などを駆使して戦っていくけど、単調っちゃあ単調かな。FPS風味で敵に狙いを定めて攻撃するだけだからね。俺はそこそこ楽しめたけど!
それよりも敵の種類が10数種類しかいないから、そっちの方が残念かなーと思う。味方?というか好意的な妖怪合わせても全体的に種類が少ない。もうちょっと欲しかったね。
というかさっきの百鬼夜行画像見て思ったけど、右の方にいる4足歩行のキャラ、君いたっけ?って感じ。もしかしたらボスのやつを流用してるだけなのかもしれんが...
言葉は悪いけど、そんなに期待してなかった分余計に楽しく感じた。
トロコンまでして35時間程度のボリューム感だけど、”こういうのでいいんだよ”って感じの評価。ダラダラと引き延ばすような感じではなくしっかり遊べるので満足感は高い。
最後に
Ghostwire: Tokyo
— WestBlue (@NishiAo8192) 2022年4月9日
月を見上げて (BRONZE)
いつも通り月を撮影してたらトロフィーゲット。
ゲーマー心理わかってますなぁ#PlayStationTrophy #PS5Share, #GhostwireTokyo pic.twitter.com/si7Juv4S8A
俺の心理見透かされてて草生えた。
月はね...撮っちゃうんですよ