妄想の垂れ流しはーじまーるよー
しかしこのタイトル以前も使用した気がするが、汎用性が高いからこれからも使うかもね。
Returnalをクリアしたもののストーリーがいかんせんわかりづらい。
公式も答えを出してくれないので、俺が「こうじゃないかなぁ...」って妄想考察を書いていく。
「俺とは考えが違うなぁ...」って人も当然いると思うし、そこはしょうがないと思う。
世間だと”解釈違い”って言うらしいっすよ。
物語は複雑な癖に、登場人物は3人しかいない。
・セレーネ・・・主人公
・テイア・・・セレーネの母親
・子供・・・ヘリオス?
この子供の存在がやっかいというか、人によって一番考えが違うんじゃないかなぁと。
俺は最初この子供がセレーネの子供だと思っていた。そう考えると色々辻褄があうから。
・セレーネは自分が運転する車で母親を轢いてしまい、湖に落下。それがきっかけで母親は下半身不随に。子供(ヘリオス)は事故によって死亡...それがきっかけでセレーネは精神を病むことになる。
最初はこんな風に考えていた。だがそうなると
「子供を堕ろそうとしてる」ってログが引っ掛かった。
まぁあくまで予定だし、最終的に産んだんでしょ?って感じで考えていたが致命的な問題が出てしまった。
家イベントを見返すと、テレビから交通事故と宇宙進出のニュースがごっちゃになって流れてくるイベントがあったが
「運転手のテイアさんは重傷。セレーネさんは奇跡的に無傷」
ダメじゃん!!!
完全に前提が覆る致命的な矛盾。
じゃあ轢いた宇宙飛行士はなんなんだよって話になるけど、それはまぁ置いとく。
となると子供姿で出てきたのはセレーネの子供時代ということになる。このゲーム何がずるいってテイアとかセリフが一行くらいしかないのに
テイア:セレーネ...
みたいにちゃんと誰が喋っているか表示しているのに
子供:オクト!
って感じで子供の名前は隠してる。これもうミスリード狙ってるな??
という前振りを置いた上で改めて整理してみる。
・セレーネ
プラチナトロフィーの為にアホほどループさせられたこのゲームの主人公。最初から結論を言ってしまうが
”自分をアストラの調査員だと思い込んでる精神異常者”
だと俺は思っている。
この画像が全てだと思う。
1-3面だと、同僚と思われる人との会話ログが見れる。後半支離滅裂で会話が成立してないけどね。
4-6面だとこうなる。つまり同僚とチャットで会話している。つもりになってる。
自分がアストラの調査員になったつもりでの妄想or空想。なんでそうなったのか?は後述に。
・テイア
真エンドで出てくる干からびた死体ことセレーネの母親。ちょいちょい登場する宇宙飛行士はこいつで多分間違いないと思う。白い影ってのもこの宇宙飛行士の事を指してるんだと思う。
宇宙飛行士になる予定だったが、事故によって夢が絶たれた人...もしくは、そもそも宇宙飛行士になれなかった人。
これだけ見ると事故さえなければなぁ~って感じだが
セレーネは「初めて見る...」って言っていたが、アストラ(宇宙関係の会社?今でいうNASAみたいなもんかなと)に落ちた事がショックすぎて忘れようとしてるな?って思ってたが、これには誰宛てなのかは書いてなかった。
つまりテイア宛てという可能性もある。そう考えた時にテイアは宇宙飛行士になりたかったけどなれず、さらに事故って下半身不随になり、自分の夢を娘のセレーネに託した...
って俺は考えてる。
事故前のドライブシーンで
子供「白い影が見える?」(訳:宇宙飛行士になれそう?白い影(スーツ)に手が届きそう?)
ってセリフがこんな訳だったりしたら面白いかな~と。子供にしては回りくどすぎるけどね。
なんで最後干からびて登場するのか考えたけど、ストレートに考えるならセレーネに地下室に幽閉されてそのまま死んだ。って感じなのかな。
それかもうちょいマイルドに考えると下半身不随の老いた母親を見捨てたとかかな。
どっちにしろ死んだ原因にセレーネは関わってそうではある。
・子供
これまでの考えだとセレーネの子供時代。でも自分の部屋であろう扉には”ヘリオス”なんてご丁寧に書かれている。ここはまた後述する。
母親の夢を継いでいこうとしたが、結局なれなかったってのが俺の考え。
宇宙飛行士=テイア。宇宙飛行士が恐怖の対象として出てくるのは、子供時代からテイアに「お前は宇宙飛行士になるんだよぉ!」って半ば強要された結果。母親が畏怖の対象となったからだと思う。今でいう毒親ってやつか。多分テイア的には悪気はなかったんじゃないかと思いたい。
・ヘリオス
宇宙船の名前。先ほど書いたが子供部屋の扉にも書いてある名前。
・セレーネの子供時代のニックネーム説
・セレーネが自分の子供につけようとしていた説
多分後者かなぁ...と。プラチナトロフィーの名前にすらなってるレベルだから重要な単語なんだろうけど、いかんせん考察材料が少ない。気づいてないだけかもしれんが。
ループの始まりはいつだって”ヘリオスの墜落”から始まるが、これは”子供(ヘリオス)を堕ろした”の暗喩か何かじゃないかと思ったりしてる。イベントで
「私がヘリオスを壊した」「だからこの世界にいるんだ」ってセリフもあるしね。
多分「だから(精神ぶっ壊れて)この世界にいるんだ」って意味かなと。
今回の舞台。結論から言ってしまえば
”セレーネおばさんの頭の中”
つまり妄想・空想の世界。そんな世界なんだから毎回形が変わるのは仕方ないよね?だって毎回考えてる事が変化してるってわけだし。
そして頭の中でぐるぐる考えながら現実逃避しているのがループの正体なんじゃねーかなぁと。
そしてその現実逃避から抜け出せたならループは終わって現実世界に帰還できるんだけど
宇宙飛行士を目指したがなれなかった現実、母親殺し(見捨てた)、子供殺し。
全てが嫌になって精神ぶっ壊して、現実逃避して...「償えないから受け入れるしかない」「ここが居場所だ」なんて言っちゃってるから多分このループからセレーネおばさんが抜け出す事はない。
他にも
・センティエントってなんだよ
・あのボス達はいったいなんだよ(特にラスボス)
なんて謎がいっぱい残るんだけど、「セレーネおばさんが崩壊した文明を舞台に色々設定を考えた結果」じゃないっすかね(超適当)
この辺はホントにわからん...
まぁ一番の謎は事故った時に轢いた宇宙飛行士は何者?なんで真エンドの最後自分がその宇宙飛行士になったの?なんですけどね。俺が知りてぇ
・その他
惑星に登場する敵はクトゥルフがモチーフになってると思う。なんかそれっぽい本が家にあったし。けど敵の大半が謎の触手を持ってるんだけど、クトゥルフの他にもセレーネが子供時代大事にしていたオクト(タコの人形)の存在も潜在意識として反映されてるんじゃないかなと。
深淵(キリッ)なんてステージもあったけど要は、自分の深層心理の奥深くまで潜ってるって事の表現かな~と。
色々前後左右しすぎて上手い事纏められてないかもしれないが、これが俺がReturnalというゲームをして「こうじゃねーの?」という結論。
アイテムを集めて解析完了するとその下に意味深な、恐らく根底に関わってるであろう文章が出てくるんだけど、さすがにそこまではやれてないので、その文章が全て明らかになった時、また別の真実が現れるのかもしれない...
このゲーム物語は意味不明だが、ローグライクTPSゲーとしての完成度は高いのでぜひプレイしてほしい。PS5が入手困難だけど
そしてその時感じた妄想考察をぜひ垂れ流してほしいと思う。