本編クリアしてから購入するか決めようと思って、クリア後秒速で購入したDLCはーじまるよー
本編が面白かったからDLCも買う。当たり前だよなぁ?
え、いきなり?
DLCを導入して一発目でこれ。ヘタレでビビりな俺は普段ホラーゲーなどしないから、どーっすかなと悩んだが、ゲーマーとしての意地でONのままプレイした。
結局最後までプレイできた。OFFにすると何がどう変わるかはよくわからないままだったな...
前回記事ではネタバレ有り無し部分で分けたけど今回は最初から最後までネタバレ全開でいく
DLCプレイ感想
変な物が写っている写真を頼りにDLCエリアを目指す。
DLC入口すら謎解きというOuter Wildsらしさ。入口に到達するのに2時間くらいかかっている。
黒い球体を目指していると太陽がすっぽりと隠れて真っ暗な空間から宇宙船のような出現する演出好き。
何もわかんねぇぜ!!
本編開始直後のような気分。だが決定的に違う事が
・この宇宙についてある程度知識がある
・操作もそれなりに慣れている
・なんもわからん(困惑)→なんもわからん(歓喜)という心情の変化
本編と違って、よ~し謎解いちゃうぞ~といった具合に最初から楽しかった。
DLCはNomaiと違って言語が翻訳できないため、リールで情報を取得していく形式。
このリールの写し方もランタンの存在を知らない状態だと偵察機の光でなんとかしようとしていたのも今となってはいい思い出。
ちなみにNomaiの翻訳機を作ったNPCに話しかけると
「大量のサンプルを持ってきてくれれば、半年くらいで翻訳できるようになるぜ!」
とのこと。こっちは22分しかないんだが?
初っ端のリールから結構な衝撃度。
・Nomai達以外にも宇宙の眼から信号を受け取った種族がいたということ。
・しかもNomai達と違って宇宙の眼と遭遇していること。
・宇宙の眼が自分たちを滅ぼすような存在だと判明して絶望していること。
やっぱり宇宙の眼は邪悪な存在じゃねーか!と思った。けどまだ序盤も序盤。
別の情報があるかもしれないから決めつけるのは時期尚早だとレッツ探索。
今回映像から情報を得るということで、わかりやすくなった反面想像で補う部分も必要になっている。ただ映像の情報+1エリアということで本編よりはサクサク進めやすかったように思える。単に慣れの部分もあったかもしれんが。
この夢エリア(?)は暗いしランタンの光しかないし、あったはずの亡骸が消えるしで、一気にホラー感が出る。最初の警告はここか!?とビビり散らかしながら進めていたけど、何も出てこない。逆にそれが怖かったりするが。
しかし探索するはいいが、なんの情報もないし、よくわからんエリアだなと。
このよくわからんエリアっていうのがどういうエリアなのか、自分はどこに向かうべきなのか、他のリールを見つけると答えにたどり着く。
やはりOuter Wilds。この瞬間が楽しいのよ。
例えば森林地帯の隠し通路は暖炉の裏手。なるほど。確かに普通なら突撃しないから、わからんわなとレッツ突撃。
普通にバチクソいる。
しかもご丁寧に入口の扉も閉まる。映像じゃいなかったじゃん...と思うがもはやどうしようもない。とりあえずランタンの光を隠してゴリ押し特攻するも捕まって夢エリアを追い出される事に。
行くべき場所はわかったけど、どうやったら行けるようになるかも試行錯誤することに。やってくれるぜOuter Wilds。
時間経過で森林地帯が水没すると敵も消滅する→けど現実世界で自分の持っているランタンも消えるから夢エリアから強制退出させられる→夢エリアってイカダで全部繋がってるな→水没しないエリアから夢エリアに入って、イカダで森林地帯に行って時間経過させれば...!!
って答えを思いつく度に「自分ってもしかして天才なのでは...?」と錯覚させてくれるのがOuter Wilds。控えめに言って最高。
ただ、この夢エリアで敵が出現するようになってからは、このステルスゲーいる???と懐疑的な見方だった。上記画像の通り真っ暗な状態であり、突然出てきて捕まる事が何度か。ビクッ!!って効果音が似合うレベルでビビり散らかしていた。
Outer Wildsにこの要素いる?いらない(確信)となったが、ちゃんと頭使ったり情報を活用するとステルスゲーにならない事もわかって、よくできてますこのゲーム(熱い手のひら返し)
この隠し通路からいける先には攻略&物語としてくっそ重要なリールが眠っているんだけど、プレイヤーが触れられないリールがめっちゃある。マジで全部見せて欲しい...
最終エリアにはパスワードらしき物が3つ必要になるけど、そのパスワードは3つとも焼失しているというオチ。夢エリアの隠し通路の先でも焼失しているという念の入りよう。
パスワードはゲットできなかったが、その過程で得た情報や知識で最終エリアを突破できる所にニヤリとしてしまうと同時に、知ってしまったことで2度と同じ体験はできないんだなぁと寂しさもふと感じてしまった。
明かされる真実
流れ者
夢エリアの隠し通路の先には現実世界で焼失していたリールの完全版を見ることができた。
Nomaiのように種族名が出てこないから、流れ者(ステージ名)が種族名でいいのか?言語翻訳できない弊害がここに。
まぁその流れ者が宇宙の眼の信号を見つけて、たどり着く過程に自らの星を犠牲にして宇宙船を作り上げている過程が描かれていた。
なんでそこまでして宇宙の眼を目指したのか?それは言葉として残ってないというジレンマ。ただ妄想考察が好きな人にはたまらない気がする。
・主人公達の宇宙と同様、流れ者の惑星が寿命を迎えつつあったので宇宙の眼に救いを求めた
・宇宙の眼がそうさせた
などなど...そういう考察の余地があるところも面白い所でもある。
故郷
ずっと夢エリアと呼んでいたエリアはもはや存在しない自分達の故郷を流れ者達が作り上げたVR世界。そして恐らくそこに住み続ける事を選んだのだろう。
遺物が必要なのは夢エリアに入るためだけでなく、ポリゴン世界を描画してくれるものだったとわかる。グラボみたいなもんか(超解釈)
この情報を知った後だと、亡骸が安置されている所や夢エリアに入ってから亡骸が消える所にホラー感が消え、どこか哀愁感を感じ始めた。
宇宙の眼
自分達を滅ぼす存在だと知った宇宙の眼の信号を封印する流れ者達。
やっぱ他の種族がこの信号を受け取って自分たちと同じ境遇にならないようにするためだろう。というか技術力凄いっすね。
リールを焼き払っているシーンもあったけど、これも宇宙の眼に関する情報(座標とか)を抹消して宇宙の眼を秘匿しようとしたと解釈した。
まぁ全部見せて欲しかったんだけども!
囚人
最終エリアは封印された構造物があり、その中身は囚人。Solanumと同じで話ができる別種族と遭遇。
囚人ってことでなんの罪を犯したかったいうと
宇宙の眼の封印を解除しちゃいました。
一瞬だけとはいえなんでそんなことしちゃったの???
どういうこと???
だけど宇宙の眼を一瞬開放したことにより
本編Nomai達に信号が届くことになる。
ここで本編の謎の1つとがっつり繋がる。
宇宙の眼の信号がなぜ観測することができなくなったのか?
DLCと本編が繋がる最も気持ちがよく。そしてテンションが上がる場面でもあった。
その後は本編でも語られていた通り。
正直よくわかってないけど、宇宙の眼を信号を完全に遮断したままだとNomai達がこっちの宇宙に来ることもなく、主人公たちHearthianも宇宙に進出することはなくOuter Wildsという物語が始まる事もなかった。そういう無限の可能性を自分たちが恐怖したからという理由で閉ざしちゃいかんでしょ。っていうのが囚人の想いだったのだろうか?
正直色んな解釈があると思うけど、こういうゲームはプレイヤーの数だけ答えがあるもんだと思っている。
そして主人公と囚人が旅を始めるかのような絵が写され
DLC”Echoes of the Eye”(宇宙の眼のエコー)終わり!
正直「え?終わり?」って感じだった。ここはちょっと調べてしまった。そしたら先人が
先人「DLCがすっきりしない終わり方だった?Outer Wildsの終わり方を知らないわけじゃないよな?」
という答えを直接言うわけじゃないのに、そういうことかと気づかせてくれる先人達の助言に感謝しつつ、まーたアンコウの恐怖に怯えるのかと思いながらも
再セッション with 囚人
やはりOuterWildsの終わり方はここに収束するのね...
エンディング後の1枚絵に新しい種族が追加される。主人公が流れ者という種族を認識したことで新しい可能性が生まれた感じなんですかね。
これでDLCも完結。本編の補足のようなDLCだった。謎が全て解決したわけじゃないけど、それでもさっぱりとした終わり方だったと思う。
やはりDLCは前日譚のような内容が至高だな!
この先OuterWildsのようなゲームに再び出会える事を期待している。