キムタクが如く2はーじまーるよー
ロストジャッジメントクリアしました。
ジャッジアイズ(前作)とロストジャッジメントあるけど、「どっちが面白いか?」というよりは「どっちが好きか?」論争になると思う。どっちもくっそ面白いので。
俺はどっちかっていうとジャッジアイズの方が好きかな。今回はイジメがテーマだったりするので、終わり方もビターエンドみたいな感じだし、それに敵側に感情移入しちゃった方なので、すっきりとした終わり方のジャッジアイズの方が好みかな!
・ユースドラマ編
本編を語る前にサイドクエストってレベルじゃないボリュームのユースドラマから。
正確な時間は計ってないけど、10-20時間くらいはかかるんじゃないかな。
”プロフェッサー”という謎の人物によって非行に走る生徒がいるので、各部活に潜入して調べましょう。って感じの流れ。
大体どの部活にもミニゲームがついてる。プレイ時間が長くなるのは大体これのせい。
・部活総評
ダンス部:音ゲー。音ゲーはほぼほぼやった事ないけど、KHMoMで鍛えた腕を見せてやるぜ!と意気込んだ結果、無事ノーマルからイージーに難易度を落としました。
ロボット部:陣地取りゲー。一番好き。
ミニゲームは最初めっちゃ面白い→AIクソ→勝てねぇ...って流れは絶対に誰もが経験する。ちゃんとパーツを開発できればいいんだけど、そのパーツ開発素材を集めるのがめんどくさい。豊潤なオイル落とせオラ!ってチンピラ狩りした人も多いはず。どっちがチンピラかこれもうわかんねぇな?
部費という名の資金があるからそれでパーツを購入&開発できればもうちょっと評価が違ったはず。
AIはアホだけどちゃんとモジュールなどで「相手の妨害を優先する」にするとちゃんと動いてくれる。オススメはSR。操作機はハンマー。どちらも大体の敵がワンパンで沈む。強い(確信)
最初の15-20秒で3体キルした後リスキルしだしたときは笑ってしまった。
ドラマも一番青春してる気がする。
自分の考えだけで推し進める部長と部員の衝突。そんな衝突を乗り越えて大会と廃部の危機に立ち向かう部長と部員。
「俺は負けませんよ」→「俺たちは負けませんよ」
心境の変化いいよね。
ボクシング:殴り合いゲー。あんまり面白くない。
とりあえずこっちのスタミナが切れるまでひたすらガン攻め。大体の敵がそれで勝てちゃうから、面白みがわからなかった...
暴走族:レースゲー。に見せかけたナニカ。
純粋なレースゲーなら面白かったかもしれないが、これはデスレース。ミニゲーム部分はぶっちぎりで面白くなかった。
・最初の雑魚を倒すパートいる?
・四天王*4勢力とかいう無駄の長さ
・どんだけ上手くプレイしようが一定の距離は絶対に離れない敵AI
・ゴール手前でどんだけブーストを残せておけるかだけのゲーム
これは結構苦痛の部類に入った。
クリアしてから知ったけど、これ難易度設定によってブーストゲージの溜まり方が違うらしい。クリアする前に知りたかったけど、ネタバレを踏むのが怖くてな...
写真部:撮影ゲー。条件を満たしたポジションを探すだけで、しかも結構短めなのであんまり印象に残らない。というか10個ある内の下の5つはなぜか妙に短い。下の5つは消して他の5つのクォリティ上げた方が良かったのでは?と個人的に思っている。
スケボー:スケボーゲー。こっちのミニゲームよりスケボーレースの方が面白いっていうね。暴走族編もこんなレースゲームなら良かったのに
全体的にTHE・普通。オチはまぁまぁ好き。
eスポーツ:格ゲー(?)チート疑惑のある部長を負かすために謎ゲーをやるハメに。
これもそんなに面白くはなかったかな。ガッチガチの格ゲー持ってこられても勝てないんだけども!
チートダメ。絶対。
多分これが言いたかったんじゃないですかね
カジノ:これいる???ってくらい短い。
SSもこれだけしか見つからなかったわ。でも決戦の時、1回勝負なのに初手投了してきて「私が...負けた...?」みたいなこと言い出して無駄に印象に残ってはいる。
ミステリー研究会:プロフェッサーの正体が普通に気になったので、本編より優先して進めた。ジャッジアイズからのキャラ(京浜同盟)も複数登場して、ジャッジアイズのサブクエも全部やったわけじゃなかったので、「プロフェッサーってお前だったのか!」って知らん前作キャラが出てくるかもなーって思っていたが、有り難い事にその予想は裏切られた。
非行に走った生徒の共通点を探った時は「うわ~...」ってゾワッってなったのは覚えてる。
糸倉がプロフェッサーだったけどまだ助けられると、今までのコミュニティを結集して捜索に当たったりする所は予想できたけど、なかなか好きな展開で、無駄に長いミニゲームをこなしてきたのはこの瞬間のためやったんやなぁって...
・本編
前作もそうだったけど、何気ない事でもその点と点が繋がっていくようなストーリー展開は見事としか言えない。
大体の推理物って
殺人しました→それがバレないようにトリックしました→それを暴きます
みたいな流れだが
殺人しました→それがバレても、というより自分がバラしてもいいように痴漢という犯罪を立証させてアリバイ作りします。→検察も自ら痴漢で有罪に導いているからメンツなどもあって殺人罪には問いません→法ってちょろいわwww
うーんこの
こんなやり方あるんやなぁ...って感心しちゃうほどだけど、現実だとさすがに「いや、メンツとか関係ねーし普通に殺人罪で再逮捕するぞ」ってなるんですかね?
この江原をどう落とすんだろうかと思ってたけど、息子のイジメがあったとされる唯一の証拠である音声データを
「お前と桑名にはなんの繋がりもないんだな?ならこの証拠は意味ないから消してもいいな?」
ってなった時に「消してもいい」って言ったら多分逃げ切れるんだろうけど、そうすると自分自身で息子のイジメを本当に無かった事にしてしまう。
そしてそこからの自供。って流れはそうやって落とすのかって普通に感心してしまった。
登場人物にも相変わらず無駄がないっていうか、何かしら役割は持ってる。
理事長は絶対黒幕だと疑っていました。ごめんなさい。
玉木宏って特に知ってるわけでもないんだけど、悪役似合うなーって印象。
設定上しょうがないんだけど、阿久津の方が表に出るからもうちょっと出番欲しかったなーと思えるようなそんなキャラでした。
この物語、結局行きつく先は八神か桑名かどっちに共感できてしまうか?だと思う。
桑名・・・法が裁けない人間を裁いていくぞ。
八神・・・そんな歪んだ正義は認められない。
正直な話、俺は桑名に共感してしまう。現実だって胸糞悪いイジメでの自殺報道はあるし、なんの制裁もないような事態だってある。それを制裁してくれたら胸糞悪さも消えると思う。
でもまぁその制裁に澤先生が巻き込まれたように、「イジメ自殺の報復中なんや。お前見ちゃったから死んでくれよ」って俺自身が巻き込まれるような現実が待ってるかもしれない。だから簡単に「報復は正義!」って言えないっちゃあ言えないだけどね...
真実を明らかにすると13年間寝たきりだった充が母親と別れる事になったり、桑名に関しては「消息不明」になる。
この辺がビターエンドかなと思う。犯人は捕まえられたし、黒幕の狙いだった年金にも手を付けられなくなった。だけどそれによって13年間寝たきりで、ガラケーからスマホに進化したくらいの時間経過を一人きりになる充はまた辛い目にあっていく。
桑名は「消息不明」だから、また同じような事をやるのか?とか、その辺のモヤモヤがあるからスッキリしない終わり方になっている。
インタビューかなんかで終わり方で相当スタッフが揉めた。的な話もあったし、まぁそうやろうなとは思う。
もしできるならエンディングの没案なんかも発信してくれると嬉しいかな!
エンディングで最初イジメル側だった松井などが逆に助けるシーンがあって、成長を感じさせるようなシーンなんだけど、そんな頻繁にあるって本当にお前ら進学校か??ってくらい治安悪いなと思ってしまった。
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あらためて如くシリーズは面白いなと思ったし、次回8が出るみたいなので、いつか過去作はやりたいなーと思ってる。評判が高い0とかくっそ気になるしね。
そのいつかがわからないんだけど!